今回はトニー・ライス・ユニットさんです。
81年後半、FMラジオから流れるLPレコードの『マー・ウェスト』を初めて聴き、その流れるようなリズムとメロディのフラットピッキング・ギターと、マンドリン、ヴァイオリンの凄まじいテクニックに唖然としました。
このアルバムでフィーチャーされるのは、ギター、バイオリン、マンドリンの素晴らしい即興演奏です。
とくにトニーさんの素晴らしくドライブするギターは、ジャズ・ファンやロック・ギター好きの人にも
気にいってしまうこと間違いないでしょう。
音楽のジャンル分類ではブルーグラスのユニットで間違いないのでしょうが、このアルバムは、ジャズのヒットチャートでトップにチャートイン、ジャズ専門誌の「ダウンビート」で最高の五つ星を与えられたということです。
この辺の演奏が気に入ったら、『デビッド・グリスマン 』、『マーク・オコーナー』、『ラリー・マクリーニ』、『ラス・バレンバーグ』さんなども、お勧めです。